研究テーマ

退屈な創作物を見ているのはつらい。特に映像、音楽に関して時間を埋めきる情報量が欠けているものは、血中のアドレナリン的な興奮するホルモンがすぐに薄まってしまう。それはストーリー的、意味的な新しさでもいい。造形的・色彩的・動作的な新しさでもいい。聴覚的な新しさでもいい。とにかく、今までの脳みその経験を裏切るような新しい入力が継続的に行われなければならない。そうしなければ途端に時間を使った作品は退屈になる。

どのくらいのスパンで驚かされればおもしろいのだろう。自分の好きなYouTubeの動画を使って測ってみようと思う。経験上、情報が常に画面を満たして落差を感じられないものも興奮を削いでしまう。漫画のような静止したものを自分のリズムで追うことができる形態であれば、かなりの情報を盛り込んでもいいのだろう。

瞬間的な観点と、時間的な観点双方から最適な情報の質とバランスを探ることをテーマにしたい。